カナダ旅行2~オーロラ鑑賞~
私は2020年2月7日~2月9日の夜に、オーロラ鑑賞専用施設であるAurora Village(オーロラビレッジ)にて、今回の旅の目的"オーロラ鑑賞"をしました。
そこで、今回は"オーロラ鑑賞"についてお伝えします。
コンテンツは以下の6つです。
- 1.オーロラは見れたの?
- 2.オーロラが見れる条件は?
- 3.オーロラのカメラ撮影は?
- 4.スマホ/アクションカメラ/360°カメラでオーロラって撮影できるの?
- 5.オーロラ鑑賞中の過ごし方って?
- 6.オーロラビレッジって?
1.オーロラは見れたの?
結果からいうとオーロラ見れました!!!
正直オーロラで検索するとよく出てくるオーロラのカーテンを想像していたのですが、実際は、「雲じゃね!?」と感じてしまうくらいわかりにくいです。
しかし、肉眼でオーロラをはっきりと見れたときは、すごく興奮したし、感動して泣きそうになりました。
今回、オーロラ鑑賞は2月7日~2月9日の計3回チャンスがありました。
2月7、8日は鑑賞している間(22:00~26:00)、空全体が終始曇っていたため肉眼で見ることができませんでした。
オーロラの出現予報では、雲がなければ、強めのオーロラが見れるとのこと。
それを信じて、雲の隙間を一眼レフで撮影してみると、、、、
※友人が撮影した写真(広角レンズ使用)
わずかに空が緑がかっている!!
けど、肉眼だとわからない。
ただの雲にしか見えませんでした。
肉眼よりも一眼レフで撮った写真をもとにオーロラの有無を探った方がよいことに気づいたことが非常に大事で、最終日に活きてきました。
2月9日。オーロラ鑑賞最終日。
この日も空が全体的に曇り。
23時頃から徐々に晴れてきました。
昨日の教訓を生かし、一眼レフでパシャリ。
オーロラ発見!!!
見ていると徐々に明るさが増していき、肉眼でも若干見える程度に。
その後雲に隠れて、再び見えない状態になりました。
終始このような状況を繰り替えしながら、26時までオーロラ鑑賞をしていました。
最終日、オーロラビレッジからバスへの移動最中に、この三日間で一番大きくて、明るいオーロラが出現しました。
これを見たときは本当に感動しました。二日間何も見れなかったこともあり、泣きそうでした。
最後の最後に、素敵なオーロラをありがとう。
2.オーロラが見れる条件は?
オーロラが見れる条件は、
・雲がない
・空が暗い
・オーロラが出現している
です。
よく考えるとごく普通のことですよね。
イエローナイフは、平地であるため天気の移り変わりが少なく、晴天率が高いそうです。
また、今回訪れたオーロラビレッジはダウンタウンから車で約30分ほど離れたところに位置しており、ダウンタウンからの光に邪魔されない場所にあります。
そのため、世界屈指のオーロラ鑑賞地となっているのです。
私が行ったときは終始曇っていましたが、イエローナイフを去った2月10日は上記3条件がそろっており、こちらのオーロラが見えたそうです。
これは同じツアー参加者からもらった写真です。
私もこれが見たかった(笑)
また、オーロラ鑑賞の際、役に立ったアプリ、サイトを記載します。
〇My Aurora Forecast(アプリ)
オーロラ出現情報がわかります。ツアーの参加者の3割の方がこちらのアプリを使っていました。ちなみに無料です。
〇 Tenki.jp(Webサイト)
天気予報サイトです。気象衛星から北アメリカを選択すると、雲の動きがわかります。正直、外で空を見るのがてっとり早いのですが、参考までに。
3.オーロラのカメラ撮影は?
カメラでオーロラを撮影するときの設定で重要なのは、「ISO感度」、「シャッタースピード(露光時間)」、「F値」です。
さらに、鮮明なオーロラを撮影するために、手振れを防ぐことも大切です。そのため、三脚を使用し、セルフタイマー設定で撮影しましょう。
詳細設定は、ネットで検索するとでてくるので、本ブログでは割愛します。
参考までに、私が使用したサイトのURLを記載します。
また、レンズは標準レンズよりも広角レンズを使用した方がダイナミックな写真が撮れるため、おすすめです。
なにはともあれ、事前に星空撮影等でカメラの機能と使い方をマスターした方がよいと思います。
ちなみに、オーロラビレッジ内にあるギフトショップで、カメラの設定を無料でしてくれます。あと、三脚を有料でレンタルすることもできます。
また、個人的に撮影時で大切だと思ったことは、以下2つです。
①カメラを”操作しやすい手袋”を使うこと
②バッテリーの消耗対策をすること
①カメラを”操作しやすい手袋”を使うこと
オーロラ鑑賞中の気温は-20°前後のため、手袋なしで撮影するとすぐに手が痛くなり、指が動かなくなります。一度冷たくなると、ホッカイロを使ったとしても、指が動くようになるまで結構時間がかかってしまいます。そのため、カメラを"操作しやすい手袋"を使うことをオススメします。
②バッテリーの消耗対策をすること
カメラのバッテリーの消耗が激しいです。
私はSONYの一眼レフをカメラの防寒対策無しで、撮影時のみ電源をON/待機中は電源をOFFで使用していました。バッテリーフル充電で、この使い方をしたとき、バッテリーが切れるまでの時間。
純正バッテリー :約1.5時間
互換性のあるバッテリー:約40分
※カメラの動作保証範囲内で使用しているとこんなことはない。
予備バッテリーを持っていくことも大切ですが、バッテリーの消耗対策をすることも同じくらい大切です。
参考サイトを記載します。出発前に読んでおけばよかった(涙)
最後に、オーロラ鑑賞中の気温は-20°前後で、市販のカメラの動作保証範囲外であるため、若干誤動作します。
私の場合、液晶モニターに映像が表示されませんでした。
友人は、撮影モードを切り替えるダイヤルに表示されている設定と違う設定になったといっていました。
とはいえ、壊れてはいません。
4.スマホ/アクションカメラ/360°カメラでオーロラって撮影できるの?
スマホ/一部アクションカメラでオーロラは撮影できます。
iPhone X:撮影可能
最終日に撮影した写真がこちら。
一眼レフで撮った写真よりもきれいかも(笑)。
ちなみにPixel3でも撮影は可能。
アクションカメラ GoPro8:撮影可能
タイムラプスの一部を切り取った写真がこちらです。
オーロラの強さにもよると思いますが、暗すぎてそもそも映りませんでした。ホワイトバランスをMAXにしたらいけるかも。
360°カメラ insta360ONE:撮影不可能
暗すぎて映りませんでした。オーロラの強さ云々ではないような気がします。。
5.オーロラ鑑賞中の過ごし方って?
私は基本的に外で空を眺めていましたが、終始外にいたわけではありません。
インディアンが使用していたテント"TeePee(ティーピー)"内で暖をとったり、施設内にあるレストランで食事をしていました。
TeePee内は薪ストーブがあり、とても暖かいですし、ココア、コーヒーなどのホットドリンクがフリーで飲めます。
また、毎日23時から行っている極寒体験を見ました。濡らしたTシャツがカチカチに凍ったり、豆腐で釘を打つのが生で見れます。
私が一番驚いたのが、水鉄砲に熱湯を入れて打つと、気化してしまうというものでした。
なかなか面白いので、おすすめです。なお、観客が多いため、早めにいかないと全然見れないので気を付けてください。
6.オーロラビレッジって?
オーロラビレッジは、オーロラ鑑賞専用施設のことです。
なんと、オーロラの鑑賞スポットが4か所もあります。とはいえ、15分もあれば4か所全て行くことができます。
また、レストランやギフトショップもあります。
ワーキングホリデーで働いている日本人が多く、レストラン以外は日本語で大丈夫。
オーロラ鑑賞には時間制限があり、基本的に24時以降、オーロラを見る場合は延長料金を支払う必要があります。
24:00~26:00延長で、25カナダドル。
26:00~28:00延長で、25カナダドル(4人以上の場合のみ)。
支払い方法は、現金orギフトショップで購入したチケットをガイドに渡す。
〇オーロラビレッジのURL
みなさんの旅行の参考になることを祈っております。
聞きたいことがありましたら、お気軽にコメントをお願いします。