片付けの魔法
緊急事態宣言で家にいることが増えたので、最近はもっぱら読書をしています。
そのなかで、今できることで今後の生活、人生が変わりそうな本を読んだので紹介します。
その本のタイトルが、
『片付けの魔法』
片付けといえば、衣替えや年末の大掃除などに定期的に行ったり、学生だとテスト前に衝動的に行うことが多いのではないでしょうか。
そんな片付けを通して、日常生活や今後の人生を変えられるのだから素晴らしいですよね。
この本の作者である近野麻里子さん、通称”こんまり”さんは、片付けに関する仕事で日本だけではなく、海外でも活躍されている方です。
以前、テレビでこんまりさんがとある家庭に行き、片付けのサポートをする特集を見たことがあり、その時に「ときめくか」という判断基準でモノをすてるということが印象的でした。
この本では、その考えについても書かれています。
片付けとは、①「モノを捨てる」、②「整理する」の2つを行います。
当たり前ですが、所有物をへらし、整理します。
それぞれの作業で大切なことは、
①「モノを捨てる」
- カテゴリごとに実施する
- 所有物を全てひろげる
- 1つ1つ触れて「ときめく」かどうかで残すモノを決める
②「整理する」
- 定位置を決める
- 収納する
それぞれの作業をポイントを交えながら、まとめます。
①「モノを捨てる」
こんまりさんの考えでは、不要なモノを”捨てる”というよりもモノを”残す”ということが大切だそうです。
その時に大切なのが、”ときめく”という判断基準。
ときめくものに囲まれて生活していると、毎日生活が楽しく、安らぐ。
しかし、ときめかない物に囲まれていると、その気持ちが薄れ、気持ちがのらなくなる。
ときめくものしかないと考えもスッキリして、やりたいこと、やるべきことが明確になるそうです。
モノを捨てるときのポイントは3つ。
- カテゴリごとに実施する
- 所有物を全てひろげる
- 1つ1つ触れて「ときめく」かどうかで残すモノを決める
1つ目、カテゴリごとに実施する。
片付けをする際、リビングや寝室など場所ごとで実施することが多いようですが、本、洋服などカテゴリごとにやることをおすすめしています。
同じカテゴリのものでも複数の場所に存在している場合が多く、作業が重複してしまうからです。
また、2つ目にも関連します。
2つ目、所有物を全てひろげる。
自分が今「何を」、「どのくらい」所有しているのか認識するために実施します。
3つ目、1つ1つ触れて「ときめく」かどうかで残すモノを決める
そのものに囲まれているだけで幸せを感じる、テンションがあがるなど自分の心が「ときめく」かどうかで、
残すものを決める。
その1つ1つに触れ、モノと会話をして確かめることが大切です。
また、捨てるモノであっても、感謝のきもちを込めて送ることも大事。
こうして、所有物を減らしていきます。
②「整理する」
ポイントは2つ。
- 定位置を決める
- 収納する
1つ目、定位置を決める。
モノを置く場所(位置)を決めて、必ずその場所に戻すこと。
決めた位置以外に置くと、ものがどんどん散らかっていきます。
2つ目、収納する。
収納グッズに頼らずとも、収納方法を工夫することで限られたスペースに収まるとのこと。
この本で記載されていたのは、洋服の畳み方と収納方法。
洋服のシワは、畳み方がよくなく、重みによりシワになるそうです。
そのため、畳むときはくしゃくしゃにならないように畳み、収納するときは服を重ねるのではなく、立てるとのことです。
簡単ですが、以上になります。
詳細はこんまりさんの本を読んでみてください。
コロナで家にいる時間が増えたため、
これを機に片付けをして、素敵なおうち時間をすごしてみてはいかがでしょうか。