「コーヒーを楽しむ教科書」のススメ

コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えたため、日常の中に小さな幸せをつくろうと思い、コーヒーを自分で挽いて淹れるようになりました。

 

なぜ、コーヒーなのか。

 

そのきっかけはさまざまで、

大学の友人がコーヒーにフレーバーをつける仕事をしており、その仕事内容を以前聞いたことがあったり、、

書店でビギナー向けに自宅でできるコーヒーの煎れ方と器具の解説本を見つけたり、、

なんといっても毎日飲むものだからこそこだわりたいと常々思っていたり、、、

 

 

そんな気持ちで、2020年3月から器具を揃え、白河市内にあるコーヒーショップをめぐり、ショップの人と話をするにつれ、より一層コーヒーに興味を持ちました。

特に

 ・コーヒーの味の決め手となるものは何か

 ・コーヒー豆の構造、生成方法 

に興味がありました。

 

 

ネットで調べたりしてはいたのですが、コーヒーの世界に入門するにはマニアックな情報が多すぎて、自分の欲しい情報がなかなか見つけられませんでした。

 

そんな中、ふと本屋にいき、なにげなく歩いているとこの本に出会いました。

 

「コーヒーを楽しむ教科書」

 

理由がわかればもっとおいしい!  コーヒーを楽しむ教科書

 

www.amazon.co.jp

 

 

 

 

ぱらぱらとページをめくってみると、

 ・コーヒー豆の味の決め手

 ・コーヒー豆の生産方法

 ・抽出方法

 ・淹れ方

など、私が知りたい情報が記載されていました。

もちろん即購入し、読みました。

 

 

そこで、この本を簡単に紹介をします。

「コーヒーを楽しむ教科書」は、2014年に世界一のバリスタを決める大会で優勝した井崎英典さんが2020年2月に初版で発売した本です。

 

□こんな人におすすめ

 ・コーヒーを自分で淹れたいけど何から始めたらよいか悩んでいる人

 ・お店でメニューを見たときに味を予測できるようになりたい人

 ・コーヒーの知識をざっと身に付けたい人

 

 

□読み終わったらできること

 ・何から始めたら良いかわかる

 ・コーヒーの味を決める要素がわかる

 ・コーヒーのよりおいしく淹れる方法がわかる

 ・コーヒー豆の種類とその特徴がわかる

 ・コーヒー豆の栽培から消費者に届くまでの流れがわかる

 

 

□本の特徴

・漫画と解説の構成となっているため、とっつきやすい。

 解説ページは、イラストが多めで、読みやすい文量であるため、サクサク読める。

・”淹れ方”など各テーマごとに情報がまとまっており、さらに完結しているため、ページを読み返す必要はない。

 

 

□読み終えて

・同じ豆でも焙煎度合いや粉にしたときの粒度の違い、淹れるときに使用する器具の違いなどで味が変わることがとても新鮮だった。調理方法により素材の味や食感がだいぶ変わることは経験上知っており、実際に料理する時は意識するが、コーヒーを淹れる時に意識をしたことはなかった。少し知識があるだけで、自分好みの味に出会える可能性が広がると思うとやらない手はない。

 

・"From Seed To Cup"

私たちがコーヒーを飲むまで、栽培、収穫、生産処理など様々な過程があります。

自分が今飲もうとしているコーヒが、各過程でいろいろな人の思いが込められていると想像すると、一口一口を大切に味わおうと考えるようになりました。

身の回りにあるものはすべてそうなのですが、とりわけ私たちの生活に馴染みのあるものだから、余計にそう考えてしまいます。

漫画「君たちはどう生きるか」でも、似たようなテーマを扱っていたことを思い出しました。

 

・自分で淹れる楽しみが増えたと同時に、カフェでメニューを見たときに味を想像して、答え合わせをしてみたいと思いました。

 

 

井崎さんの公式HPです。

 

hidenori-izaki.com